2007年05月10日

世界の人口増加と日本の食糧自給率

日本において、人口増加に伴い心配な点は「食」です。

日本の食糧自給率は約40%です。(2002年農林水産省「食糧自給表」)
穀物自給率は約27%しかありません。
ちなみに1961年の自給率は78%ありました。この46年間で約半分です。

他の先進国の自給率は
フランス130%
アメリカ119%
ドイツ  91%
イギリス 74%(1961年は42%でした。日本と逆の流れですね。)

他の先進国に比べて日本の自給率は異常に低く、60%も外国に頼る食糧輸入超大国です。




「人口・環境・食料」

急激な人口増加や環境破壊などで、第三者のバランスが崩れると、食料の需給バランスも保てなくなります。
また、甚大な自然災害が起こった場合、食料の円滑な国際流通が不可能になります。

さらに2006年、世界で飼料穀物が急騰しました。
その原因は世界的な原油高騰を背景とし、アメリカ、EU各国やブラジルなどでとうもろこしやサトウキビなどを
石油代価燃料もバイオエタノールの原料とした為、これまでとは別の用途への消費が増大したからでした。
この事態は輸入量の削減にも繋がって、輸入に頼る日本の食糧事情にも不安的要素となって影響を与えます。

食料輸入超大国の日本が将来も安定して食料を輸入できるという保証はどこにもありません。





「今、私たちが貢献できること」

私たちの暮らしの次元で貢献できる事があります。
例えば国産農産物をたくさん食べること。
国民みんなで実践すれば、日本の食料自給率が上がって食料の量的確保から食糧安全保障へと繫がります。
食料自給率が上がれば、経済力にまかせて世界の食料を買いあさり、結果的に途上国の人々から食料を奪うようなことにはなりません。

また国産農産物の需要が増大すれば、これまで放棄されていた耕作地がよみがえるので、国土を荒地にすることもなく、農業資源や環境の保全にも繫がります。

日本の食文化が肉中心となってきていますが、牛肉1キロを生産するのに飼育用の穀物10キロを要します。
同じたんぱく質を摂取する場合、外国の牛肉と国産のお豆から摂取するのでは、流通段階や加工などのエネルギー消費量を考えると随分違ってきますね。
私たちが飽食と過食を繰り返し、食べ残しの無駄や流通経路段階でのロスなどを生んでいる状況に暮らす一方で、世界的には8億数千万もの人々が栄養不足や飢饉で苦しんでいる現実があります。
食べ残しや流通段階での無駄やロスを少しでもなくせば、地球環境への負担を軽減し、栄養不足の人々への食料供給を間接的に増やす事にも繫がります。

飢えと貧困の為に、毎日25,000人が亡くなっています。栄養が不足している飢餓人口は8億数千万人以上にのぼります。
こうした状況をしっかり認識した上で、「食」について考えなくてはならないですね。


毎日の生活を改めていく事が、世界の人々の生活と地球環境を改善する事に繫がっていきますね。
「風が吹けば桶屋が儲かる」と昔の人はいいましたが、今は一人の行動が世界に繫がっている時代ですね。


今の自分には大きな事を起こすことは出来ないですが、今の生活を改めて続けていく事が今の自分が貢献できることと思います。


マイ箸、チベット体操、マイバッグ、JAでの買い物、切干大根とお漬物、「不都合な真実」.....
最近、ご縁がある事柄がどこかで繫がっているような気がします。
posted by マーチン&たくぞう at 09:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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